『この赤飯、何がこんなに違うんだろう?』
『今まで赤飯が嫌いだった人でも好きになる!!』
『命をかけて蒸してます!!』
正直言いますと、[ある出来事]が無かったら、
今こうして赤飯を蒸していることなど無かったかもしれません。
今となっては、その[ある出来事]に本当に感謝しています。
それは一本のクレームから始まりました。
30年前のある日、お客様から一本の電話がかかってきました。
内容は、「うちから買った赤飯の中に、異物が入っていた」とのこと。
もちろん本当に申し訳ありませんでした、と謝りました。
当時は、赤飯の注文があった時は信頼している専門の店に頼んでいました。
ですから、自分たち以外にこうゆう事があったらいけないと思い、
すぐにその店に電話でその事を伝えました。すると、
「絶対にそんなことはない」の一点張り……
相手のためを思って言ったつもりが、
それどころか、逆にその店との関係が切れてしまったのです。
こちらとしては、ただお互いに食べ物を扱っているので
気をつけましょう、ということを伝えたかっただけなのに……。
悔しくて、悲しくて、呆然としてしまいました。
そんな時に限って赤飯の注文がはいったのです。
当時はその店の他には味に納得できる店はありませんでした。
「こうなったら自分でやってやる」
もうその時は意地だけでした。必死でした。
しかし、そのおかげで今があるのです。感謝感謝です。
今では、『みちしたの赤飯』といえば、「他の赤飯ではダメだ」
という熱烈なファンまで生み出しました。
【人生にはムダが無い】【人生で起きることはすべて必然である】
とは、正にこのことですね。



